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A special report on international banking – Rebuilding the banks (その2)
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 「歴史は繰り返す」。この言葉が金融業界ほど似合う産業はないかもしれません。過去何度も金融危機を起こし、そのたびに規制強化の議論が起こりました。結局は金融機関からのロビー活動で規制は骨抜きにされてしまい、数年後にはまた同じような問題を起こす。今回もきっと例外ではないと思います。

触れ幅の少ない、継続的な利益を計上し、将来の問題に備えることは当然必要だと思います。でも、今回学んだ教訓を忘れることなく業務に生かし続けられるのは、何年間ぐらいでしょうか。過去の経験では3−4年といった感じだと思います。そのぐらいたつと何か新しい方法で、収益を生み出す方法を考え出し、それが破綻することによって最終的にはまた金融危機が生まれるように思います。
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忘れ去られた手法 The forgotten art
政府の後ろ盾によって、起きることがほぼ確実な損失や、差し迫って起きる損失についてはかなり予想可能になってきたところで、大手の銀行は徐々に床から頭を持ち上げ始めた。過去18ヶ月に渡る投資家との打ち合わせは、銀行のバランス・シート、特に銀行が保有する資本の金額に関する議論に終始した。「四半期ごとの収益発表を行う仕組みの中で、誰も収益について感心を払わなかったことは、初めての経験だ」とバンク・オブ・ニューヨーク・メロンの社長、ボブ・ケリーは言う。

その状態は変化していく。危機の最大の犠牲者でさえ、今年は黒字に戻ると予測されている。銀行に再び利益がつみあがっていくことを考えるといらだたしさを感じる人もいるかもしれないが、多くは、銀行に利益を上げてもらう必要を大いに感じている。損失が続くことの見込みが民間の資本が金融システムに持ち込まれることを妨げていたように、将来の収益の見込みは、投資家を呼び込み、それが政府と入れ替わることにつながる。収益性はまた、政府に資金を追加で要求することなく、将来の損失に備える能力を銀行が持つために重要である。状況は流動的だが、バークレーズ・キャピタルのアナリストは、2010年度、2011年度の米銀大手20行の税引き前の経常利益の合計金額は5750億ドルになると、三月に発表した。この水準は、この期間に発生が予測されている損失、4150から5600億ドルを補うのには十分である。

もちろん、利益は継続的なものでなければならない。利益は、問題が生じたときの最初の防衛線である。しかし、今回の危機の中では、資産償却とビジネスモデルの破綻によって食い尽くされて、これ異常ないほどの速度で消えうせた。「金融機関の一連の将来の収益の合計額は瞬間にしてほとんど価値のないものになってしまった」とバンク・オブ・イングランドの金融業安定化の責任者、アンディ・ハルデンは言う。

銀行は、規制当局者と同じぐらい状況をわかっている。予定されている規制改革の方向性と多くの金融機関の新しい戦略的な発想は、驚くほど同じ方向に向かおうとしている。より強靭な回復力が共通の目的だ。銀行は、銀行間での資金調達への依存を減らし、より「定着率の高い」預金への依存を高めている。自己勘定での取引を減少させ、顧客と資本を消費しない活動に注力することで、自分たちがとるリスク量を減らしている。バランス・シートの規模を急速に縮小させている。「銀行産業は、誤った方向に向かい、非常に大きな価値を破壊してしまったため、投資家の面前で以前と同じように商売を続けていきますと言うことが難しくなってしまった」とゴールドマン・サックスのアナリスト、リチャード・ラムスデンは言う。

異なる銀行の種類によって、将来の見込みは異なるように見える。国家が安心して守ってくれる対象にならなかったり、ローンのポートフォーリオの多角化が進んでいないような小さな銀行にとって、先行きはより厳しい。米国の地方銀行やCajaと呼ばれるスペインの預金銀行は、商業不動産のポートフォリオの価値が下がるなかでより大きなプレッシャーを受けることになってきている銀行にあたる。コンサルタント会社、オリバー・ウェインのマイク・パウロスは、米国では現在8000ほどある銀行の数が、この危機の結果として2000かそれ以上減少すると予測している。

進行成長市場での銀行は、経済の先行きの悪化が原因で苦しんでいくことになるだろう。しかし、これらの銀行は解消しなければいけないレバレッジが低い。規制の変更の必要性もまた限定的だ。たとえば、アジアの銀行は、東欧の同業者とは異なり、国境を越えた資金移動への関わりは規制を受けたままである。金融機関が直面する構造的な変更の規模は比較的限られている。

しかし、今回の金融危機の中心にいた、西側金融界のおなじみの名前の銀行にとって、展望は大きく異なる。彼らの将来は非常に確実で、立案される計画は単に生き残ること以上を目的とすることができる。彼らの失敗は非常に大きく、バランスシートの管理方法から管理職への給与の支払い方法まで、業務のすべてを変えなければいけないことを思い知らされた。しかし、銀行にとっての新しい正常な状態とは何かを探っていく中で、どの程度迅速に、どのような条件で、政府が銀行業界からのかかわりを解除できるかが一倍最初に問われる質問である。

 

| Merlion | 16:43 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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