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(10/31) ING breaks up – Slimming cures
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2009年10月31日付け、The Economist誌のFinance and economics欄に掲載された記事です。

 

ヨーロッパでは、色々な業務を抱えてしまった銀行はスリム化を求められているそうです。規模と複雑さを求めるのであれば資本を積みましてその費用を負担するように求められていることは、昨日の夕方掲載した記事にも書いてありました。それを避けるために資産の売却を行い、政府から提供された資金を返却し、健全な状態になることは当然のことでしょう。この記事はその帰結として一つのリスクを提示しています。規模が小さくなることで国際業務ができなくなるのではないかということです。これに関しては、私自身まだ考えがあまりまとまっていません。ただ、全ての銀行が国際業務を行う必要はないとは思います。以前ニューヨークに支店を持っている日本の地方銀行が20行以上あった時代があります。地方銀行が国際銀行業務を行う必要があるのでしょうか。地元の企業の海外進出を助けるため、というお題目は分かりますが、果たして費用に見合うものなのでしょうか。国際業務は、大きすぎて潰せない銀行がそれなりの費用を払って行えばいいように思います。この点に関しては今後ももう少し掘り下げてみたいと思います。

=========================== (本文) =========================

ING breaks up – Slimming cures

INGの解体 − ダイエット療法

 

ヨーロッパの銀行の大規模な解体は続く

 

ヨーロッパの銀行のプレゼンテーションは、かつては資産が心地のよい上昇曲線をたどるグラフで溢れていた。欧州委員会の慈悲よって、現在では不快感を覚えるほど下降方向に傾いている。

 

10月28日に委員会は昨年英国によって国有化されたノーザン・ロックを二つに分割することを承認した。さらに大きな驚きだったのは、オランダの大手銀行INGが自らを分解することをこの2日前に発表したことだ。銀行と保険部門で分割し、後者をアメリカのオンライン銀行の関連会社に売却するというものだ。そして同行のバランス・シートの規模は半分に縮まる。そのような食肉解体のようなことは予想していなかった。当初の銀行の「基本業務に立ち返る」という案は、事業の規模をサラミのように薄く切り分け、2-30億ユーロ(3-45億ドル)の規模にすることを引き起こした。

 

委員会の競争監視機関は、しかしながら、INGは二度救済されたことに対する費用を支払うべきだと主張する。オランダ政府は2008年10月に100億ユーロを同行に注入している。その後、1月には、INGの280億ユーロにのぼる不良資産のポートフォリオを受け取った。現在、同行は政府に対してこれらの資産に対する「保険」として13億ユーロの追加費用を支払い、その事業の大部分を切り落とす必要性に迫られる状態になってきている。「INGは強制された解体を、基本に立ち返るための次の一手として位置づけようと試みている。しかしそのような類のものではない」と、格付け機関、CreditSightsのアナリストは書いている。「これ欧州委員会によって強制された屈辱的な譲歩だ。」

 

保険と銀行の事業を分割したことはINGにとってよい結果をもたらすだろう。歴史的にみて同行の市場価値は、部分的な価値を合計したものよりも低い状態が続いている。保険は年金を銀行の支店で販売する案は期待の成果を挙げていない。保険業を伴っている他の銀行も同様に苦しんでいる。規制当局が両方の事業に対して資産を積みますように圧力をかけていることが大きな理由だ。

 

INGの将来にとってもっと大きな問題となるのは片手を後ろに回したままで競争をしなければいけなくなることだ。委員会は動向が最も競争力の高い価格を提示することを禁止した。そのような政府の援助が付された制限された状態では、銀行にとって最良の手は政府の配下から身をくねらせて抜け出すことである。同行は75億ユーロの株式を売却し、政府の資金の半分を返済しようと考えている。

 

既に決定されているドイツのコメルツ銀行の縮小とともに、INGやノーザン・トラストの再建は、委員会の監視機関がヨーロッパのそれぞれの国の最大手の銀行の規模を切り下げることを断固として行うことを強く指し示すものである。英国政府から多額の救済を受け取っているロイヤル・バンク・オブ・スコットランドやロイド・バンキング・グループは、いずれも大規模な売却を強いられることが予想されている。

 

ヨーロッパの銀行市場がさらに活気を持つことは悪いことではない。しかし、銀行の規模を縮めることによって国境を越えた銀行業務に予期しない損害がもたらされるリスクを委員会は負っている。委員会の高官は、利益が出ているのであれば国境を越えた事業を続けることを銀行に対して助長していると主張する。しかし、法律事務所、デチャートの競争の専門家であるピエール・ルイスは思い悩んでいる。ヨーロッパにおいて一つにまとまっている銀行の市場は、「関係のない第三者」であり、最終的にはさらに傷ついていくことになるかもしれない。

 

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