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(10/31) Dubai’s debt mountain – Dredging the debt
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20091031日付け、The Economist誌のFinance and economics欄に掲載された記事です。このところあまり見かけなかったドバイに関するものです。

 

ドバイは、イギリスがインドとの貿易の中継地として重要視したことから中継貿易港としての栄えました。1959年に、この記事の冒頭でも触れられていますが、当時の主張の推進でクウェートからの借金を基にして社会資本の近代化を図りました。その後アブダビ、そしてドバイ沖で油田が発見されたことで近代化がさらに進んでいくことになりました。21世紀には貿易港からさらに発展して中東における貿易、商業の最大の中心地と呼ばれるまでのメトロポリスに変貌を遂げました。

 

しかし、最近の金融危機と経済原則の影響でドバイにもかなり陰りが出てきています。私もドバイのバブル崩壊の状況はかなりひどいものらしいという話を良く聞きます。Economist誌はドバイの現状に関しては危惧はしているものの、悲観視はしていないようです(以前このブログでも一度記事を紹介しています。http://merlion0520.jugem.jp/?eid=31をご参照ください)。

 

今回の記事でも基本的にはその主張は貫かれているものと読めます。膨れ上がった負債の問題を解決するために新たな負債で資金調達していくそうです。確かに目先の破綻の心配はなくなるかもしれません。でも、抜本的に何かを変えていかないといつまでも負債は残り、破綻の危険が存在し続けるということにはならないのでしょうか。最も日本も借金を続けて返す当てが全くないという点では同じですが。

 

=========================== (本文) =========================

Dubai’s debt mountain – Dredging the debt

ドバイの負債の山 − 負債を集めている

 

逆境で鍛えられたドバイは、最も巧みに行うことができる手段に舞い戻った。お金を借りることだ

 

ドバイの全ての銀行家が好んで語る話がある。ドバイ川を浚渫するために首長国はクウェートから資金の借入れを1950年に行った。借金によって資金調達をしてインフラを作った多くの案件の第一号だ。ドバイ政府は今日、別の種類の堆積物を片付けるために65億ドルの借入れを模索している。この堆積物とは、投機と合理的だとは考えられない活力にあふれた状態がドバイで数年間続いた後に積みあがって残された800億ドル以上の負債である。

 

1021日に発表された目論見書によると、ドバイは40億ドルの債券と25億ドルのイスラム債券、スクークを販売することで資金調達をすることを望んでいる。ドバイがこのような売出しを目論むことができるということは、投資家心理がどれだけ早く移り変わるかを示している。最近まで、ドバイが資産の削減や負債の先延ばしによって義務を履行するであろうと投資家は予想していた。新たな負債を新しい投資家に発行することによって行うことは考えてはいなかった。

 

目論見書によると、ドバイ政府自身が710億ディルハム(190億ドル)の負債を負っている。しかし、この数字には政府が保証している「ドバイ株式会社(Dubai Inc)」を形成している複数のコングロマリットの負債は含まれていない。これらのコングロマリットのひとつ、ドバイ・ワールドは自らの負債再建の最中に置かれている。グループの中には、ジェベル・アリ・ポートのような地味で確実な事業も含まれている。しかし、中心的な存在である不動産開発業者、ナヒール社はドバイの過去の行き過ぎと現在の問題の象徴となっている。人口の島と異国風のホテルで有名なナキール社は大きな注目を浴びている。12月に40.5億ドルのスクークの返済をしなければいけないからだ

 

ドバイはおそらく公の市場で取引される債券やスクークに関しては全て約束された時期に支払いを行うだろう。面子を失うことは望んでいないのだ、とある銀行家は言う。「約束された時期に支払いを行うことと借入れ手段の中身が十分に確認できるようになっていることには関連性がある。」しかし、二者間の借入れに関しては、ひっそりと陰に隠れて延期をすることを試みるだろう。おそらく地元の銀行が最も犠牲を求められることになるだろう。隣国のサウジアラビアでは、負債に塗れた一族のコングロマリットが外国の銀行に費用を押し付け地元の銀行に有利な形で負債を解決しようと試みていると報じられている。ドバイが国際金融センターとしてのイメージを磨き上げるために使ってきた金額を考えると、首長国が同じことを行うことは自殺行為だ、とあるアナリストは言う。

 

ナキール社の負債を額面の半額で購入した投機家は報われている。彼らの憶測では、ドバイの隣国で、原油の90%を保有するアラブ首長国連邦(UAE)の中で最も裕福な国、アブダビが問題を抱えた親類を破綻に追いやることはできないと考えた。アブダビは2月にUAEの中央銀行を通して有利な条件でドバイの債券を100億ドル分購入した。ドバイは中央銀行を通して二度目の10億ドルの債券発行の準備を進めている。

 

調達された資金はドバイ金融支援基金(Dubai Financial Support Fund)によってドバイ株式会社を構成する会社に分配される。同基金は各社の事業計画を厳しく吟味する。好調時には、ドバイは、互いにしのぎを削りあうコングロマリットに対して、政府による金融的な後ろ盾を共有していたにもかかわらず、このような監督権を行使したことはなかった。「3年間遅すぎたが、ドバイは今、コストパフォーマンス委員会を持つに至った。」とある銀行家は語った。

(以上)

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