スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | | - | - | pookmark |
Entry: main  << >>
(10/17) Battle of the clouds (前半)
JUGEMテーマ:時事ニュース
JUGEMテーマ:コンピュータ

20091017日付け、The Economist誌のLeader欄に掲載された記事です。久しぶりにIT関連の記事です。

 

最近話題になっているクラウド・コンピューティングに関してまとめた記事です。良し悪しが比較的コンパクトにまとまっていると思います。少し前に掲載したスマート・グリッドよりはよほど実用的で得られるものも問題点も明らかになっているようです。

=========================== (本文) =========================

Battle of the clouds クラウドの戦い

 

クラウド・コンピューティングで他を圧倒するための戦いは競争と技術革新を助長する

 

コンピューター業界が、様々な会社が開発のために競い合った激しい戦いの末に生み出された重要な新しい考え方以上に好むものはない。「クラウド・コンピューティング」が最近の例であり、大小の企業が既に争いに参加している。この考え方によると、コンピューターを使用することは、サービスとして、インターネットを通じて、共用された機械が集められた巨大な倉庫から提供されるようになっていく。文書、電子メールをはじめとするデータはネット上、もしくは「クラウドの中」に保存され、どのパソコンや携帯端末からでもアクセスすることが可能になる。既にこのような方法で機能しているものはたくさんある。電子メールや写真のアルバムから、カレンダーや供用文書などだ。

 

これは大きな転換を意味している。より多くのものをネット上に保存し、通常のウェブ・ブラウザーを用いてソフトウェアを利用するようになるのであれば、どのようなコンピューターを持っているかや、それがどのようなソフトウェアに基づいて動いているかは、突然重要さを失うことになってしまう。これは、今月最新のウィンドウズ基本ソフトを発表するマイクロソフトが敗北する可能性があることを意味する。すなわち、ソフトウェアの巨人がソフトウェア開発者や利用者に対して一連のクラウドを元にしたサービスに移管することを促進できなければならないのである。主要な競争相手であるグーグルである。同社は既にそのような一連のサービスを自ら提供しており、新たなものを発表しそれぞれを密接に結び付け続けている。アップルやマイクロソフトと連携しているヤフーも消費者向けにクラウド・サービスを提供している。セールス・フォースやネット・スーツといった専門家は、会社に対して同じことを行っている。アマゾンは、クラウドを基にしたコンピューター使用の能力を貸し出すことの先駆者である。大規模で統合されたクラウドを基にした一連のサービスを提供する会社がある。その一方で特定の分野だけに特化したり、クラウドを構築、運用するのに必要な技術的な土台を提供したりする会社もある。しかし、戦いは既に始まっている。

 

クラウドの中での生活

新しい取り組みは非常に前途有望である。消費者にとって(ソフトウェアを全くインストールする必要がなくなるので)生活が楽になりしかも費用が安価もなる。多くのクラウド・サービスは、広告収入と特別サービスを利用する少数のユーザーが支払う対価に支えられて無料である。クラウド上の電子メールを使うことは、ラップトップが壊れてしまっても全てのメールを失うことを心配する必要がなく、どのウェブ・ブラウザーからでもメールにアクセスできることを意味する。クラウド・サービスが拡大することで、メール以外の文書やデータなどに関しても同様のことが当てはまるようになるだろう。

 

企業にとっても恩恵がある。電子メール、会計や顧客支援システムをクラウド上のものに置き換えることによって、全てがブラウザー上で動くため、企業は複雑さと管理費用を軽減することが可能になる。一方で、クラウド・サービスの提供者には規模の経済から恩恵を得ることが可能だ。グーグルやマイクロソフトが十分に効率的にメールサーバーの管理を行うことができるときに、個々の企業や大学が自前のサーバーを設置し管理をする必要があるのだろうか?所詮、企業は電力会社が提供する電力に依存することに関しては既に満足をしている。クラウド・コンピューティングは、コンピューター処理の能力に関して同じことを行おうとしているのだ。

 

必要なときにクラウドからコンピューター処理能力を引き出すことができることはソフトウェア業界にカンフル剤を与えることにもなるだろう。ドットコム・ブームのとき、起業した会社が最初にしなければならなかったのは、サーバーで溢れかえる部屋を購入するために資金調達をすることだった。ウェブ・サイトが急に人気が上昇することに直面すると、需要を満たすためにサーバーを追加することが必要だった。今日では、必要に応じて借りることで、クラウド・サービスがスムーズに拡大することが可能になる。これによって参入障壁が低くなり、技術革新と競争を推し進める。さらに、マイクロソフトやアマゾンをはじめとする企業にも、他の企業がサービスを提供するためのクラウドのインフラを作り出すことを試みることによってまたとない機会を提供している。

 

コンピューターの歴史に明るい人にとって、明らかに不安な要素がある。一つの会社が独占的な地位を築き上げ、独占禁止にかかわる規制当局の注目を浴びてしまうことである。IBMがメインフレーム時代に、マイクロソフトがPCの時代にそれぞれ行ったことを、新規の参入者のうちの一社がクラウド時代に行うことに成功するかもしれない。

 

規制当局は、初期の問題を食い止めるために既に行動を起こしている。例えば、アップルとグーグルの多くの会員が重なっていることや検索エンジンが検索の履歴をいつまでも保存し続けることに対して警告を発し始めている。これまでの所、これらの小競り合いで大掛かりな法廷闘争につながったものはない。そのような状態は、業界の歴史を知っている技術を提供する会社が避けることを切望するものである。しかし、クラウド・サービスのユーザーが気を配り、提供元が責任を持つことを強制され、場合によっては規制当局が介入しなければいけない領域が三つある。

 

| Merlion | 09:37 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
スポンサーサイト
| スポンサードリンク | 09:37 | - | - | pookmark |
Comment








Trackback

Calendar

    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< June 2017 >>

Sponsored Links

Profile

Recommend

Search

Entry

Comment

Archives

Category

Link

Feed

Others

無料ブログ作成サービス JUGEM

Mobile

qrcode