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(10/10) Singapore’s sand shortage – The hourglass effect
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20091010日付け、The Economist誌のアジア欄に掲載された記事です。

 

自分が今すんでいるシンガポールがエコノミスト誌で取り上げられることはそれほど多くないので、たまに記事が載っているとついつい読んでしまいます。日本にいたときであればおそらく目もくれなかったとは思いますが。シンガポールは、未だに建設ラッシュといった感じです。東南アジアのほかの国に見られるような建てかけて頓挫したような建設現場を見た記憶がありません。その背景に砂不足の問題を抱えていたというのは新鮮な発見でした。確かに資源が乏しく、日本のように山間部を抱えているわけでも、広い海に囲まれているわけでもないこの国が、建設を続けていこうとしたら砂が必要になるのは考えなくてもわかることです。

 

この記事の最後に建設の仕方を変えるように求める声があることが記されていますが、南アジアの安い労働力がまだまだふんだんにあることを考えるとそれもなかなか進まないと思います。

 

=========================== (本文) =========================

Singapore’s sand shortage – The hourglass effect

シンガポールの砂不足 − 砂時計効果

 

「シンガポールでの干拓事業のため、海砂を探しています。速やかな返答をいただけると非常にありがたい。」このような懇願が、中国の人気が高い取引ウェブサイト、アリババ・ドット・コムで多く見かけられる。マレーシアは砂の輸出を1997年というかなり前から禁止している。インドネシアも環境的な理由で2007年に同様の措置を講じたが、一部では政治的な理由だとも言われている。それ以来、シンガポールは、好調な建設業界と海の埋め立て計画のために、砂の供給を確保することが難しくなってきている。

 

最大の供給元であったインドネシアが禁止したことで、コンクリートと土地の干拓に使われる砂の価格の高騰につながっている。政府は短期的な危機を避けるために、備蓄から砂を供給し、また建設業者が新たな供給元を探すことを援助している。しかし、インドネシアの禁輸措置は、中国が台湾に対して砂の販売を禁止することがすぐ後に続いたことで、ドミノ効果の始まりとなった。

 

環境保護主義者は、大規模な砂の浚渫は漁業資源を減少させ、侵食の原因となり、地すべりや洪水の危険につながる、と主張する。そこで、シンガポールの建設業者はカンボジアに向かった。そこでは、価格が低く、環境水準もないに等しかった。しかし、カンボジアの主張、メイ・フン・センは、砂の輸出を非合法化した。ここでも環境に対する圧力がささやかれているが、政治的な思惑もあった可能性がある。

 

カンボジアの禁止の後、ベトナムの砂の輸出が上昇している。シンガポールを主要な取引相手として、取引量は昨年の7倍になっている。先月、ベトナムの建設大臣は、一時的な貿易の停止を要求した。環境と自国内の建設業界への影響を評価するためだ。タイとバングラデシュの非営利団体(NGO)は、シンガポールに砂を販売することを可能にする要望を却下するように政府に対して圧力をかけている。

 

砂の価格は、2007年には1トン当たり60シンガポール・ドル(43米ドル)の高値をつけていたが、景気減速の間下落した。シンガポール建設協会のサイモン・リーは、砂の貿易業者に代替となる予備的な砂の供給元を持つことを求める新しい規制を作ることで、協会の会員が更なる混乱から守られることができると信じている。シンガポールの国家環境省の広報担当は、建設会社が「様々な」地域の国から砂を輸入するようになって来ていると言い添える。さらに、「最近の砂の輸出制限は、シンガポールでの建設用の砂の供給には影響を及ぼさない」と断言する。しかし、砂やその他の原材料の供給を減らすことを求める動きは世界中で高まっている。シンガポールは安くて資源集約的なコンクリートを用いた建造物を作ることから、もっと鉄やガラスを用いた高価な建設技術に迅速に移行する必要があるという批評家もいる。

 

南アジアからの低賃金で技術の乏しい移民労働者に依存しているため、シンガポールの建設業はそのような高技術への転換への準備がまだ整っていない。そして、短期的には未だ多くの積極的な供給元が存在する。アメリカ人であるティム・シントップの会社はミャンマーからの砂の輸出を進めており、すでに複数の契約をシンガポールで確保している。彼は強気である。「どこか別のところでもっと禁止があったとしても、我々にとってはさらに良いになる。」

 

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