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(インドネシア特集) A deep-rooted habit (前半)
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昨日までの記事ではインドネシアがまだまだインフラが弱いということを確認しました。今日と明日で掲載する記事は、汚職がまだまだ根強く残っていることを示しています。それでも、昔に比べたら格段に良くなっている印象を受けます。そのうちのひとつの原因は、汚職を許さない政治家が当選するような風土が生まれてきたことだと考えています。

=========================== (本文) =========================

 

A deep-rooted habit  深く根ざした習慣

 

汚職と戦うことの難しさ

 

インドネシアへの入国審査を通過する前でさえ、官僚の腐敗した臭覚の犠牲になることがある。多くの大使館が、いくつもの不祥事を経て、今ではビザの対価として現金を受け取ることを拒むようになっている。以前警察署長だった、あるマレーシアに駐在する大使は、ビザに対して認可されていない追加費用をかけることで20億ルピアを懐に入れたといわれている。しかし、多くの訪問者は、到着時に現金払いでビザを手にできるようになっている。この誘惑の窓をなくすために、バリ島のナグラ・ライ空港は、昨年の10月、電子ビザ発行システムを導入した。今年の5月までに、空港で働く職員は、システムを利用して30億ルピアを盗み出したと推定されている。25ドルの費用がかかる30日のビザを発行し、10ドルしかかからない7日のビザとして記帳するという彼らの計略は、単純で、見つかるまでは実入りの良いものだった。この話は、インドネシアの公務員の欲の典型的な例であり、しかしまた、収賄を阻止するための努力が増加していることも示している。

 

最も効果的な武器は、民主主義そのものだ。ヨドヨノ氏が正直であるという印象は、彼の人気が高いことの大きな要因だ。副大統領候補であったボエディオーノ氏は、高潔であることで有名だ。ヨドヨノ氏の選挙運動は、経験豊かで、積極的に独立を保っている作家、ゴエナワン・モハメッドを助言者として始めて政治へと引き入れた。何よりも、ヨドヨノ氏の遺産はきれいな政治ということになるはずだと、彼は言う。

 

2005年以来導入された地方公務員の直接選挙も新しい信頼性を生み出している。ヨゴヤカルタの市長、ヘリー・ズディアントは、インドネシアで最もきれいで最も効率的な行政を行っているうちの一人だ。2006年の選挙に臨んだときすでに5年間在職していたが、彼の人気が高すぎて、当初は対抗馬が見つからなかったほどだ。

 

近隣の都市、ソロの市長であるジョコ・ウィドドのように、ズディアント氏は、事業許可のための「ワン・ストップ・ショップ」を導入した。従前の紙による一連の手続きは、各々の手続きごとに賄賂を要求された。ソロでは、制服を着た公務員が、今では、目立たないブースの中ではなく、解放されたカウンターの後ろに座っている。これによって、作業が丸見えの中で行われることを強要されている。ジョコ氏は、身分証明書の費用は、かつては25,000から100,000ルピアの間だったと考えている。今では、一律5,000ルピアだ。中学への入学の申請は、現在オンラインで行い、判断が下される。優秀な学校へと入るための公務員へのちょっとした賄賂が削減された。

 

しかし、このことが疑問を投げかける。正直であることがどのように報われるのか?中央政府では、2006年にスリ・ムルヤニ・インドラワティ率いる財務省によって閣僚の改革が検証された。その結果、功績の改善と汚職の減少が証明された。しかし、役に立つ正直な行いに対して適切に職員に支払いをすることができるようにするために、新しい特別手当が作られなければならなかった。その結果、公務員の中には手取りが5倍にもなった者が出ることになった。

 

ジョコ氏は、道徳心がなく、能力に欠けた公務員を解雇することもできないし、特に優秀な人に賞を与えることもできない、と語る。彼は、近隣のセラゲンの地域に関して報道されていた構想をうらやんでいる。そこでは、車両の軽量台を監視するためのCCTVカメラを導入し、手数料の一部を検査に立ち会った職員に分け与えることで、汚職を減らし、地方政府の収入を増やすことが行われた。しかし、ジョコ氏は、実践するためには法的な根拠がないと考える。

 

スマトラ島のペカンバルにあるリアウ大学で地方分権を専門とするアリミン・シレガーは、地方の民主化は、主に金権政治への発展につながった、と主張する。地方のエリートが地元のDPR議員に新しい地域に資金援助するように促している。新しい地域が作られると、中央政府からの資金の流入が始まる。この一部をかすめとる事で、これらのエリートが自らの投資の埋め合わせをし、さらに裕福になっていくことを可能にする。

 

ペカンバルから数時間はなれた郊外に、何もないところにそびえたつ、周囲と調和しないきらびやかな新しい宮殿が二つある。一つは、ペカンバルの地方議会の建物だ。その隣にあるのは、県知事のマンションだ。彼は現在、木材切り出しの利権に関る汚職のかどで服役中だ。

 

| Merlion | 19:50 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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