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(The Economist) American banks - Payback time
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2009
418日付、The EconomistLeader欄に掲載された記事です。

 

期せずして、昨日シティバンクが6四半期ぶりに黒字に転換したというニュースが発表されました。市場でもそれなりに良く受け止められたようです。でも、本当に金融機関が健全な状態に戻っているのでしょうか。この記事同様、私はそうは思っていません。

 

この記事では、ゴールドマン・サックスが注入された税金を返済することを示したに対する是非と米国の銀行の置かれている状況を説明しています。自分の給料を国の自由にさせないために背伸びをしているだけだとすると、昨年リーマンにおきたようなことがもう一度おきないともいえないと思います。仮にそれだけの実力があったとしても、入り口で協調するために資金を受け入れたのなら、最後まで協調することも考えうるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

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米国の銀行 − 返済の時

 

「ゴールドマン・サックスをはじめとする銀行が、救済のための資金の返済を希望している。しかし銀行システムの視界は、まだそれほど良好ではない」

 

米国の銀行システムをてこ入れするために、納税者の資金を使ったことは、必要悪だった。したがって、いろいろな意味で、銀行がそのお金の返済を希望していることは、歓迎された。100億ドルのを財務省から支給された6ヵ月後の414日に、ゴールドマン・サックスは、そのことを念頭において、50億ドルの新株を販売した。

 

理由を見出すのは簡単だ。ゴールドマン・サックスを含む複数の銀行が、10月当時、自分たちは十分な資本を保有しており、政府のプランへの協調を示すだけのためだけに、救済策に参加したと言っている。それ以来、銀行は、議会に激しく非難され、今や様々な制限を課せられている。外国人を雇用することだけなく、一番大きなところでは給料に関しての制限がある。ゴールドマン・サックスのボス、ロイド・ブラックフェインは、「競争する能力を制限している」と言う。このところ、銀行の株は、収益に関する期待をもとに、上昇してきている。ゴールドマンは、返済は「義務」だと言う。しかし、民間の資金から調達可能なときに、激怒している選挙民や銀行を非難し続けている政治家に頼りたいと思う人がどこにいようか。

 

銀行に、救済のための資金の返済を許すことの前提は明らかだ。資本の状況が強固であることを保ち続けられることだ。少なくとも、貸付の状況を良好に保ち、有事のショックを吸収し、政府保証をつけないで借り入れができるだけの十分な信用を示すことができることである。銀行は、新株の販売か内部留保によって、納税者に返済すべきである。銀行にとって、貸し金の回収や重要なビジネス・ラインからの撤退によって資本を増強することは、逆効果である。銀行は、健全な収益と、分別のあるリスクと賃金政策を持ち合わせなければいけない。HSBCなどの欧州系銀行は、国からの補助を受けずにその状態にたどり着き、大いに評価されている。

 

ゴールドマンもこのテストに合格するだろうか。おおきな利益をちょうど計上したところではあるが、その質は必ずしも良いとは言えず、変動の激しいトレーディングに非常に多く依存している。

 

評価の難しい資産をかなり保有しているし、借り入れコストもまだ正常な状態には戻っていない。いまだに政府の債権保証スキームを利用している。しかし、法定の資本比率は確固な状態で、米銀大手10行全体の数字の半分ほどの水準である。財務省が大手の咽喉の査定のためのストレス・テストを終了すれば、ゴールドマンは大手を振って合格するであろう。

 

しかし、今回の金融危機は、銀行が単独では存在していないことを教えてくれた。借り手が国に対して返済することを許容することは、それができない銀行に対して、自らの株式や劣後債件で経営をやっていくことを余儀なくさせる可能性があると言う人もいる。これを理由に偏った考えに陥ることはできない。銀行システムは、最も脆弱な銀行のペースにあわせて進んでいくべきではない。しかしながら、米国の銀行システムは全体として破綻に近い状態にある危険が依然存在する。ストレス・テストを厳格に行った場合、本当にいくつかの銀行の運命が破綻状態にあることを示す結果になるかもしれない。損失は、システム全体の資本の多くを食い尽くしてしまうだろう。

 

問題に対処する余裕が少ないと言うことは、信用が消えてなくなってしまう可能性があることを意味している。優良銀行ですら、取引相手先に対して保有するリスクに足を引っ張られる可能性がある。負荷テストに合格しなかった銀行は6ヶ月以内に(必要であれば国からでも)資本を調達し、不良資産の売却をしなければならないと政府は言っている。テストはいい加減に行われてはいけない。6ヶ月の期限が確実なものであるとすると、ゴールドマンやその他の銀行に対して、それまでの間は彼らが必要でない資金を保有し続けることを強要するのは、公正だと思える。しかし、6ヶ月は長すぎるぐらいだ。それまでの間は、政治家は、給料とボーナスにかかわる制度を変更することをやめるべきだ。

 
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