スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | | - | - | pookmark |
Entry: main  << >>
(8/1) Race still driver of politics - Straits Time
JUGEMテーマ:時事ニュース
JUGEMテーマ:アジア
 

200981日付、ストレート・タイムスに掲載されたマレーシアの人種問題に関する記事です。本文は、http://www.themalaysianinsider.com/index.php/opinion/breaking-views/33921-race-still-driver-of-politics--johan-saravanamuttu-をご覧ください。

 

マレーシアは自分が営業の担当をする国なので、最近はこの国に関する新聞や雑誌の記事を読むようにしています。クアラルンプールに行くと、確かにいろいろな民族を目にします。シンガポールと明らかに違うのは、イスラム系の住民が多く、黒いベールを前身にかぶった女性もかなりいます。私自身まだまだ不勉強なのですが、この記事から、インド系住民とイスラム系住民の対立が問題の根源の一つになっていることが読み取れます。これに多数派であるマレー人がどう絡むかによって事態がさらに複雑になるのでしょう。

 

昨日クアラルンプールではかなり大規模な暴動があったようです。引き続きこの話題に関する記事は掲載していきたいと思います。
=====================================

Race still driver of politics

人種が以前政治の推進力

 

マレーシアの民族関係は、野党の政治秘書、テオ・ベング・ホックが、マレーシア反汚職委員会による尋問の後、奇妙な死を遂げた結果、今までにない悪い状態を迎えた。

 

事件が生み出した道徳的な怒りは民族問題の領域を超えるものではあるが、テオの死が特に非マレー系の間で怒りの炎をあおったことは疑いの余地がない。

 

マレーシアの人種融合は、民族性が政治や政治活動の基本にあり続ける限り捕らえどころのないままだろう。

 

驚くべきことに、マレーシアでの政治仕組みが背景となって、政府組織でさえ民族的な様相を帯びているし、また、与えられてきた。たとえば、マレーシア反汚職委員会は、マレー人の新聞によって、「マレー人の」機関として擁護されてきた。

 

マレーシアの民族関係は、1980年代以来、既に下降局面にあり、2000年代にはさらに悪化した。

 

問題の根源は、政党による民族的な活動だ。バリサン・ナシオナル(BN)やパカタン・ラカトといった民族・宗教的な政党が政治的な連携をして融合していくことは、短期的には民族的な緊張を抑えることになるかもしれない。しかし、継続的な人種の融合のための解法ではない。

 

少なくとも196人の死者を出す結果となった、1969513日の悲惨なシノ・マレー暴動(Sino-Malay riots)以来、民族的な衝突の爆発はいくつかあった。最近起きた最も深刻な衝突は、1998年にペナンで起きたカンポング・ラワ衝突と2001年にセランゴーで起きたカンポング・メダン事件だ。

 

カンポング・ラワ衝突はイスラム系とヒンズー系の対立だった。イスラム系の金曜日の礼拝が、ヒンズー系の儀式で鐘が鳴らされることなどによって台無しにされたと言われた後、二つのグループは衝突した。

 

ペナンのヒンズー系寺院とモスクは襲われたと言われ、報道によると5000人ものマレー人がイスラム系を擁護するために域外からやってきた。この件は、当時副首相だったアンワー・イブラヒムの仲介によって鎮静化した。

 

カンポング・メダン事件では、6人が死亡し、大勢のけが人が出た。この件に関しては、公の調査にもかかわらずいまだに秘密のベールの下にある状態だ。犠牲者とこの地域の民族的な分布から判断すると、インド系とイスラム系が含まれる衝突だったと推測するのは容易にできよう。

 

マレーシアでの民族的な対立の深刻化は、マレーシア社会全体を通して一層一般的な状況の中で明らかになってきている。

 

2007年に、55人の委員からなる国家統一委員会(National Unity Panel)は、民族的な衝突の頻度に関する酔いもさめるような証拠を明らかにした。前年と比べて民族的な「抗争」の数が15%も跳ね上がっていることを明らかにしたのだ。

 

委員長であるマシムス・オングキリは、「70%の事例が異なる民族のグループもしくは個人間での抗争から始まっている」という事実を示唆している。同委員会は、民族関係に関する機関の設立を提案した。その提案は、後にマレーシア国立大学(National University of Malaysia)によって採用された。

 

中国の新疆地域で発生した民族的な暴動は、150人の死者を出す結果となった。この件はマレーシア人に考える契機を与えるはずだ。典型的には、少数民族が、この場合にはウイグル系、自らの権利を主張した際に、多数を占める民族が、この場合には中国系漢民族、不快感を示す構図になっている。

 

同様のシナリオが世界中の民族的に分断された社会で見られている。

 

マレーシアでは、善意のある政治的な指導者が、民族的な協調を政治的に構成することを選択し、中立で宗教色のない政府機関を作り上げることで、民族的な平和は何とか保たれてきた。

 

この仕組みの頂点には、政党間の連携がある。これらの政党の多くが民族問題に基づいて活動してるのである。与党連合は、1960年代には、たった三つの民族的な政党によって成り立ち、The Allianceとして知られていた。しかし、今では14の政党からなるバリサン・ナシオナルに姿を変えている。

 

しかし、BNの政治的な正当性が揺らいできている。同連合は、昨年38日の総選挙で、5つの州で敗北し、議会で3分の2以上の大多数の地位を失い、手痛い打撃を受けた。この敗北が、今日のマレーシアの民族関係の非常に微妙な状況の原因となっている。

 

BNの宿敵、パカタン・ラカヤトも、多くは民族的なグループによって形成された政党の同盟である。その結果、BNと同様の潜在的な問題を抱えている。もしパカタンが政権を握ったなら、その前身であるバリサン・アルターナティフが1999年の総選挙のあとにそうであったように、様々な苦労をするだろうと、ある解説者は予測する。

 

マレーシアの民族的な融合は、政治や政治活動の基本に民族問題があり続ける限り捕らえどころのないままであろう。

 

大学等のマレーシアの公共機関はしばしば民族色や宗教色を持つことがある。この傾向が続くのであれば、この国の民族関係はさらに悪化するだろう。

 

もし、見識のあるマレーシア人が、政治活動と市民生活の基本として、非民族的で多文化の対話を形成することができない限り、状況は好転しないだろう。

 

| Merlion | 16:32 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
スポンサーサイト
| スポンサードリンク | 16:32 | - | - | pookmark |
Comment








Trackback

Calendar

   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< November 2017 >>

Sponsored Links

Profile

Recommend

Search

Entry

Comment

Archives

Category

Link

Feed

Others

無料ブログ作成サービス JUGEM

Mobile

qrcode