2009年8月17日付けのWall Street Journalに掲載された記事です。このブログでも二度ほどHigh Frequency Trading(HFT)に関する記事を掲載しました。どちらもどちらかと言うとHFTに関して批判的な記事でしたが、今回はHFTを好意的に捉えた記事を掲載します。この時期を書いたレビット氏は、元SECの議長で、現在はRiskMetricsというリスク管理システムを提供する会社の役員をやられているそうです。レビット氏がヘッジファンドの役員をしているのであれば、この記事を掲載しようとは思いませんでしたが、元規制当局の責任者で現在はかなり中立の立場の人がFHTの擁護をしているので、参考になると考えました。
内容は、HFTによって投資家が「得ることができたかもしれない」利益を若干失っているとしても、それ以上に得ているものがある、ということです。その最大のものが流動性です。HFTが流動性を提供しているために、望んだときに売買ができるという主張です。投資銀行はこのところかなり悪者扱いされており、それが一般投資家から搾取をしている、というのはさらに投資銀行を叩きたいマスコミにとっては格好の材料かもしれません。ただ、こんな記事を読んでもう一度冷静に良し悪しを考えてみるのも必要だと思います。
ちなみに過去にこのブログで掲載した関連の記事は下記でごらんいただけます。
http://merlion0520.jugem.jp/?eid=138 (The Economist誌)
http://merlion0520.jugem.jp/?eid=161 (ニューヨーク・タイム)
2009年7月24日付け、New York Timesに掲載された記事です。このところ私のブログでも、以前掲載したThe Economist誌の高頻度トレード(High Frequency Trading、HFT)に関する記事(http://merlion0520.jugem.jp/?eid=138)に対するアクセスが多く、関心が高いようなので、別の記事を訳してみました。日刊紙の記事であるため、The Economistのものよりは分かりやすく説明してあると思います。
Airport Security Event
Customs Official : 'May I know your name?'
Passenger : 'Batman'
Customs Official : 'What's your name!?'
Passenger : 'My name is Bat-man'
Customs Official : 'Trying to be funny? What's your Surname?'
Passenger : 'Super-man'
Customs Official : 'So you're telling me your name is Batman Superman?'
Passenger : 'Yes'
Customs Official : 'Arrest this guy...
When they had him in custody, he was asked to show his identification card:
⇒ みっくみく (08/27)
⇒ ばいきんまん (06/15)
⇒ リンデル (01/14)
⇒ ガトリング白銀 (01/09)
⇒ オリンキー (01/03)
⇒ 玉木よしひさ (12/29)
⇒ こういち (12/25)
⇒ きんちゃん (12/17)
⇒ ちょーたん (12/13)
⇒ 夜沢課長 (12/09)